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ドラジとは、韓国語で桔梗(キキョウ)のこと。紫色や白色の花をつける桔梗と基本的には同じものだが、これら通常の桔梗の寿命が1~3年なのに対し、長生ドラジは21年以上育成した桔梗だ。無農薬、無肥料で土壌内の環境を整えたうえで、3年ごとに植え替えながら育てる。
一般の桔梗も、実は漢方薬として呼吸器系疾患などに利用されているが、長生ドラジはそれよりも何十倍も高い作用をもつことが、…
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貧血気味の人は鉄分を多く摂るといいといわれるとおり、鉄は血液と非常に深い関わりをもっている。体内で消費される鉄の50%近くは、血液中の「ヘモグロビン」の原料となる。ヘモグロビンは、生命活動に必要な酸素を肺から体のすみずみまで運ぶ、赤血球の成分だ。逆に全身の細胞で生じた炭酸ガスを肺へと送り、ガス交換の機能も果たしている。
残りの約半分は、筋肉や骨髄、肝臓、脾臓などに蓄えられ…
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甜茶は、中国南西部の山岳地帯に生息するバラ科の植物。正式名称を甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)という。甜茶の葉には、甜茶ポリフェノール、ルブソサイドをはじめカリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルが含まれる。葉に甘味があるのが特徴で、これはルブソサイドという甘味成分が関係している。
甜茶に含まれるポリフェノールには、抗アレルギー効果があるとして注目されて…
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田七ニンジンは高麗ニンジンと同じウコギ科の植物だが、生薬となる根の部分は高麗ニンジンと違って3~5cm程度と短く、丸いのが特徴だ。種をまいてから収穫までに3~7年かかり、さらに生薬とするために掘り起こした根を使う。手間暇かかることから、古くから「金不換」(金にも換えがたい)といわれるほど貴重なものとされてきた。
田七ニンジンには、高麗ニンジンにもみられるジンセノサイドのほ…
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杜仲は、中国南西部にに自生するトチュウ科の落葉樹。中国では古くから、臓器を強くし、疲労を取り除く薬として杜仲の樹皮を利用してきた。近年、杜仲の葉にも薬効が期待できるとして、若葉を干して煎じた杜仲茶が飲用されている。杜仲の葉にはタンパク質のほかにカルシウム、リン、カリウム、亜鉛、鉄分などのミネラルが豊富に含まれている。
最近、特に注目されているのが、杜仲茶の血圧降下作用だ。…
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冬虫夏草は、コウモリガの幼虫に菌類(子嚢菌類と考えられている)が寄生し、養分を吸収して体内に菌核を充満させ、夏期に子実体(きのこの実の部分)を伸ばしたもの。虫体をつけたまま採取して、陰干しにして利用する。中国では虫草とも呼び、日本にもクモタケ、セミタケ、カメムシタケなどと呼ばれるものがある。これら日本のものやセミ、ハチなどほかの昆虫に寄生したものも含めて総称される場合もある…
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日本山ニンジンは九州山中に自生するセリ科の植物(学名:AngelicaTurcijuga)。地元では「神の草」と呼ばれて珍重されてきたが、1980年代に入ってから成分の研究が進みその薬効に注目が集まっている。
有効成分としては、クマリン化合物、イソプテリキシン、アノマリンなどが含まれていることがわかっている。クマリンはセリ科の植物に多く含まれる物質で、血液循環をよくする作…
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乳酸菌は糖を分解して乳酸を作る細菌の総称。菌の形から、球状のものを乳酸球菌、棒状のものを乳酸桿菌というように分けている。また、酸素のあるなしにかかわらず増殖する乳酸球菌と乳酸桿菌、そして酸素のあるところではほとんど生育できないビフィズス菌というような分類もある。
さらに腸に棲みつくことができる乳酸菌と腸に棲みつくことができない乳酸菌の区別もある。
乳酸菌を選ぶときには腸…
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乳清とは、牛乳からチーズを作るときに生まれる成分、すなわちチーズの搾り汁である。牛乳には約3.3%のタンパク質が含まれるが、そのタンパク質は二つに大別される。そのうちのひとつがカゼインというタンパク質で約80%を占め、チーズとして固まるタンパク質である。チーズの搾り汁(乳清)には固まらないタンパク質が含まれ、これが残りの20%を占める乳清タンパクと呼ばれるもので、ラクトグロ…
乳清タンパクの詳細を見る
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その特有の匂いや食感のために好き嫌いがはっきり分かれる納豆は、日本人にとってもっとも日本的な食品のひとつだ。納豆は蒸した大豆を藁苞(わらづと)で包んで作る。これは藁に付着している納豆菌の作用だ。近年、この納豆菌や納豆菌のつくり出す酵素が健康食品として高い効用があることが明らかになり、日本の納豆がにわかに世界の注目を集めはじめている。
原料である大豆自体が良質のタンパク質や…
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「ごはんと梅干しさえあれば」という感覚があるほど、日本人にもっとも親しまれている食品である梅は、強い殺菌作用で知られ、古来さまざまな民間療法に利用されてきた。「お茶に梅干しを落として飲む」「お弁当に梅干しを入れる」など、誰から教わるともなく家々に伝わる利用法の数だけ、その効用も幅広いものがある。そして青梅の果汁を搾ったものを長時間かけて煮詰めて濃縮したペースト状のものが梅エ…
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白インゲン豆は、大福豆、白花豆とも呼ばれ、煮豆や甘納豆に用いられる白色の豆。主成分は炭水化物とタンパク質で、カルシウムと鉄、カリウムも豊富に含んでいる。また種皮には食物繊維が多く含まれている。なかでもダイエット効果があるとして注目されているのが、白インゲン豆に含まれるα-アミラーゼ阻害物質だ。
わたしたちが食物からとったでんぷんは、膵臓から分泌されるα-アミラーゼという消…
白インゲン豆(キドニービーンズ)の詳細を見る
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板藍根(バンランコン)は生薬名で、アブラナ科の植物、ホソバタイセイの根のこと。主な産地は河北省、江蘇省などで、日本では江戸時代に青色をとるための染料植物として中国から入ってきた。
板藍根には解毒、解熱作用があることで知られており、風邪の諸症状を緩和するため中国では日常的に用いられているし、抗ウイルス作用もあるとして、インフルエンザの予防にも利用されている。またウイルス性肝…
板藍根(ばんらんこん)の詳細を見る
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中国で昔から万病の薬として珍重されてきた冬虫夏草(とうちゅうかそう)の良質な菌のみを採取して人工栽培し、有効成分の含有率をさらに高めたのが、北虫草だ。純粋培養されたキノコの一種で、カイコガの幼虫(蚕)に寄生するもの。現在、世界中で約350種類ある虫草類の中でも、特に栄養価がすばらしいといわれている。
上質のタンパク質を豊富に含み、人体に必要なバランスのよい18種類のアミノ…
北虫草(ほくちゅうそう)の詳細を見る
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生まれたばかりの赤ちゃんには、身体を守る機能は備わっていないが、母乳を飲んで母親から抗体をもらうことでさまざまな病原菌やウイルスの危険から守られている。この母子免疫のしくみに着目し、アメリカのスターリ研究所が開発したのが免疫ミルクだ。
免疫ミルクは、人が感染しやすい26種類の悪玉細菌を無害化し、ワクチンとして乳牛に繰り返し注射する。すると牛の体内で抗原抗体反応が起き、人に…
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葉酸はビタミンB群の水溶性ビタミンで、体内のさまざまな反応に関わる成分である。約20種類の酵素と協力してDNAの合成や細胞分化に作用するので、細胞分化の盛んな胎児や乳幼児には欠かせない。脳や脊髄の先天異常や発育不全も防ぐため、特に妊娠初期の女性は積極的に摂りたいものだ。アメリカ政府や、日本の厚生労働省も、妊娠を希望するすべての女性に対し1日400μgの摂取をすすめている。
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卵黄油は、鶏卵の卵黄を弱火にかけ、長時間混ぜ続けてできた油で、古くから民間薬のひとつとして利用されてきた。
卵黄油には、細胞膜の構成成分であるリン脂質が約30%含まれる。このリン脂質の中にはレシチンが含まれている。レシチンは、血液中のコレステロールを乳化させて、血管壁に沈着するのを防ぐ効用がある。
そのうえ中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす…
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サプリメントデータベース
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サプリメントデータベースは「素材」と、気になる体の「症状」の双方から情報を検索でき、 …
乳酸菌データベース
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乳酸菌データベースは、乳酸菌の「効能」と「分類」の双方から情報を検索でき、 …
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2024年4月30日 初版発行
著者:一般社団法人 日本サプリメント協会
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