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メグスリノキは日本特産のカエデ科の落葉樹であり、本州や四国、九州などに広く群生している。
地方によって、センリガンノキ(千里眼の木)、チョウジャノキ(長者の木)、ハナカエデ(花楓)とも呼ばれるが、メグスリノキという名称は、江戸時代に樹皮を煎じて点眼薬や洗眼薬として用いていたことに由来すると伝わる。
メグスリノキの樹皮にはα-アミリン、β-システロール、ロドデンドロン、カ…
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メシマコブは、担子菌類のタバコウロコタケ科に属するキノコ。かつては長崎県・男女群島の女島に野生株が多かったことから、その名前が付いた。担子菌類は植物に寄生して栄養分をもらうキノコだが、メシマコブの胞子は桑の古木に寄生してコブ状の形になる。
メシマコブの胞子は糸状の菌を伸ばして成長し、それらが集まって「菌糸体」を作る。さらに菌糸体は「子実体」となり、これが食用となるキノコの…
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メリロートはヨーロッパからアジアに自生するハーブ。別名スイートクローバーともいわれ、古代から消化不良や頭痛などの薬として使われてきた。メリロートに含まれる成分「クマリン」は、静脈圧を下げ、血液循環を改善し、リンパ液が細胞外に浸出するのを防ぐ作用があるので、特に足や腕のむくみに効果がある。
そもそもむくみはなぜ起こるのか。原因のひとつに静脈圧の低下が挙げられる。血管には、動…
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モロヘイヤは、日本では目新しい部類に入る緑黄色野菜である。またの名をツナソ(英語名ジュート)といい、繊維採取に使われる一年草の一種である。インドやエジプトを中心とする中東地帯では古くから幼茎や葉を食用としていた。
栄養の宝庫ともいうべきモロヘイヤは、近年、健康野菜ブームの日本で注目が集まり、各地で栽培されるようになっている。モロヘイヤは「王様だけのもの」という意味だが、古…
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ヤマブシタケはサンゴハリタケ科に属する食用キノコで、中華料理ではフカヒレ、ナマコ、熊の手と並ぶ珍味として古くから珍重されており、近年では日本国内でも栽培されている。ヤマブシタケは、キノコの実の部分、子実体と呼ばれる部分の姿が山伏が着る袈裟の紐飾りに似ていることから、この名がついた。白くて丸いその姿から、地方によっては「ウサギタケ」、中国では「猴頭(猿の頭の意)」などともよば…
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冬枯れの草の中から、春を告げるかのようにいち早く顔をのぞかせる緑がヨモギ(蓬)である。ヨモギは日本各地に自生し、人家近くでもごく普通にみられるキク科の多年草で、地下茎を伸ばしてよく繁殖する。
日本人にはきわめて身近な存在で、若苗をゆでて餅につきこんだ草餅、団子にまぜたよもぎ団子の、あの独特の香りに郷愁を覚える人も多いだろう。
これはあながち迷信とはいえない。ヨモギは古く…
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ラクトフェリンは、哺乳動物の乳や唾液、涙などの分泌液に含まれているタンパク質。特に母乳に多く含まれ、抵抗力の弱い乳児を細菌やウイルスから守る働きをもっている。この作用は成人に対しても同じように働き、研究によって免疫機能強化、抗菌、抗炎症、抗ガン作用などがあることがわかっている。
ラクトフェリンは、胃の中に存在するペプシンという酵素で分解され、一部はラクトフェリシンという抗…
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ラズベリーはキイチゴの一種でバラ科の植物。風味が良く、ジャムなどの加工品によく使われる。果実にはビタミンCや鉄分、カルシウム、カリウム、亜鉛などのミネラルのほか、ケルセチン、ルテイン、エラグ酸やクエン酸、ポリフェノール類も豊富に含まれている。
ポリフェノールは抗酸化作用があることで知られているが、ラズベリーに含まれるアントシアニンは、特に眼精疲労や目の病気に効果がある。目…
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リコピンはカロテノイドの仲間で、植物に含まれる赤い色素成分。スイカや柿、グァバなどに含まれるが、もっとも多く含んでいるのがトマト。緑黄色野菜の中では、唯一トマトだけがリコピンを含んでいる。リコピンは強い抗酸化力があることで注目されており、その効力はビタミンEの100倍、β-カロテンの2倍ともいわれる。
活性酸素は、細胞がエネルギーを作るときに発生してしまうものだが、体内に…
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リンゴ酢は、リンゴ果汁に酵母を加えて発酵させたアップルワインに、さらに酢酸菌を加えて発酵させたもの。
リンゴ酢の成分の中で特に注目したいのは、原料のリンゴのもつ豊富なカリウムだ。このカリウムはリンゴ酢になっても損なわれることはない。カリウムが不足すると、疲労、高血圧、心臓障害などの多くの疾患を引き起こす恐れがある。また、カリウムは余分な塩分を排出するので、疲労防止や高血圧…
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ルイボスは、南アフリカ共和国の一部の山岳地帯で栽培される針葉樹。学名をアスパラサス・リネアリスといい、ルイボスは現地語で「赤い潅木」の意味を持つ。
その茶葉を発酵、乾燥させたものがルイボスティーで、リン、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいる。特に、食品に含まれるリンとカルシウムは1:1が理想とされているが、ルイボスティーの場合は1…
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ルテインは、赤、黄色などの色素成分であるカロテノイドの一種。緑黄色野菜に多く含まれ、植物が光合成を行うときに必要な色素だ。体内では、同じカロテノイドの仲間であるゼアキサンチンとともに網膜の黄斑部に多く存在し、黄斑の健康を保っている物質だ。
黄斑部は目の網膜の中心にあり、ここには光を感じる細胞がたくさん存在している。光を知覚し、ものを見るのに重要な役割をもっているところだ。…
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ルンブルクスルベルスは、体長4~5cmの北米産のミミズ「レッドワーム」の学術名。日本のミミズと異なり、冬眠せずに活動するのが特徴だ。このルンブルクスルベルスの腸や体液からとれる酵素には、血管の詰まりである血栓を溶かす働きがあるとして注目されている。
ルンブルクスルベルスの有効成分について研究開発したのは、宮崎医科大学の美原恒名誉教授。酵素も同教授によって「ルンブルキナーゼ…
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「大豆レシチン」などで一般にも広く知られるレシチンは、リン(グリセリン)脂質の一種で、「ホスファチジルコリン(P233の「ホスファチジルセリン」とは別の成分)」とも呼ばれる。細胞膜など生体膜を形成する主要成分だ。また、脳、神経、細胞間の情報伝達物質として各々の機能調節をつかさどるほか、肝臓の代謝活動にも深く関わる。
レシチンの働きについて、まずその分子構造をみてみよう。
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レッドクローバーは和名をムラサキツメクサといい、赤詰草などとも呼ばれる。クローバーの名でおなじみのシロツメクサと同じマメ科の植物だ。シロツメクサとは葉の形が異なり、その名の通り赤紫の花をつける。イソフラボンを豊富に含むレッドクローバーは、ヨーロッパで更年期症状を改善する医薬品素材として認知されており、その効果は多くの臨床データ、研究により科学的に証明されている。日本などアジ…
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ローズヒップはヨーロッパ産の野バラの実である。「ビタミンCの爆弾」と称されるくらいビタミンCが豊富で、その量はレモンの数十倍といわれている。北ヨーロッパでは、冬の間にビタミンC不足から起こる病気の予防に、古くからお茶として愛飲されてきた。
通常、ビタミンCは熱を加えると破壊されてしまう成分だが、このローズヒップに含まれるビタミンCは、バイオフラボノイドを20%含んだ天然水…
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ローヤルゼリーはミツバチの女王バチの餌として、働きバチが体内で合成するもの。毎日毎日2000個もの卵を産む女王バチの、驚異の生命力の源だ。ローヤルゼリーには、ハチミツに比べ必須アミノ酸をはじめとするアミノ酸類が豊富に含まれていて、単品で40種類以上の栄養素をもつといわれる。このアミノ酸類は良質なタンパク質を構成し、ほかに脂肪酸などの各種の微量成分も含んでいる。そしてこのアミ…
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α-リポ酸は別名チオクト酸といい、わが国では2004年に食品として認可されるまで医薬品としてのみ使用されていた。α-リポ酸は細胞内でエネルギーを作り出す際に必要な物質で、糖の分解を担っている。栄養素としてビタミンに似た働きをするビタミン様物質だが、体内で合成されるのでビタミンとは呼ばれない。しかし、体内での合成量はごくわずかで、食物からも積極的に摂取する必要がある。リポ酸は…
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亜鉛は新しい皮膚の生成や免疫強化など、さまざまな働きに必要なミネラルだ。DNAやタンパク質の合成に働く酵素や、細胞や組織の代謝に関わる酵素など、200種類以上の酵素の構成成分であり、成長、妊娠・授乳、治癒など新しい細胞が必要な時期には、亜鉛の必要量も増えるといわれている。
例えば、切り傷などの治癒には亜鉛が皮膚細胞の再生を助ける。体内に異物が侵入した場合も、亜鉛と、亜鉛を…
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烏骨鶏は中国・江西省の原産で、西はインドから東は中国まで広く生息し、薬用鳥として、古来漢方薬で愛用されてきた。メラニン色素の沈着が多く、顔面をはじめとするすべての皮膚、筋、内臓、さらには骨までもが、その名の通りカラスのような黒紫色であることが特徴だ。
成分的にはカルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンEを豊富に含み、卵には不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン…
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サプリメントデータベース
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サプリメントデータベースは「素材」と、気になる体の「症状」の双方から情報を検索でき、 …
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乳酸菌データベースは、乳酸菌の「効能」と「分類」の双方から情報を検索でき、 …
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