素材からサプリメントを探す
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トウガラシのピリッとする成分をカプサイシンという。最近では、サプリメント飲料としてトウガラシのエキス入りの清涼飲料水などが市販され、ダイエットに効果があると注目されている成分でもある。
このカプサイシンは、トウガラシの種子やめしべの一部に含まれる辛味成分で、体内に入ると副腎皮質に働きかけ、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのホルモンを盛んに分泌させる。これが、エネルギーの…
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ナイアシンとはニコチン酸やニコチン酸アミドなどの総称で、生体中にもっとも多く存在するビタミンである。カツオやサバ、マグロなどの魚肉のほか、鶏肉、レバー、緑黄色野菜、豆類、小麦胚芽や米ぬか、その他の穀物などに比較的広く含まれる。
ナイアシンの働きのひとつは、体内で重要な役目をもつ酸化還元酵素の補酵素の構成成分として、糖質や脂質の代謝を促すことだ。体内で必要なエネルギーのうち…
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ニガウリことゴーヤーの正式名称はツルレイシ。熱帯で育つウリ科の植物で、原産地は主にインドである。日本では、沖縄料理に欠かせない野菜である。ビタミンCが特に豊富で、レモンの約3倍。しかもニガウリのビタミンCは、熱を加えてもほとんど減らない。ビタミンCは、同じくニガウリの含有成分、カロチンとともに、体内の活性酸素を退治し、動脈硬化を防ぐ働きをする。
そのほか、カリウムやリン、…
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高麗ニンジン(朝鮮ニンジン)は、ウコギ科と呼ばれる多年草の根っこを乾燥させたものをいう。それ自体が生薬で、東洋で2000年以上も前から使用され続けている滋養強壮剤として、日本でも漢方薬として使用されており、多くの有効成分を有した代表的なサプリメントである。
高麗ニンジンの多様な効用は、その成分であるジンセノサイド(サポニンの一種)やビタミン、ミネラルが統合的に作用するため…
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ニンニクは世界各地の料理に日常的によく使われている香味野菜である。古代エジプト人が労働力を補うために利用していたといわれ、日本でも「おおびる」の古名ですでに『源氏物語』に登場するなど、強壮剤として長い歴史をもつ。もちろん中国でも漢方生薬のひとつとして数えられるほどだ。
ニンニクの効力は、主にアリシン、ビタミンB1、スコルジニンの3つの成分にあると考えられている。
ニンニ…
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病気や症状にも男女それぞれに特有のものがあるが、このサプリメントは特に男性特有の症状に効くといってよいだろう。
高齢になるにつれて起こるさまざまな体の変化の中で、女性に更年期障害があるように、男性も前立腺肥大症になることがある。これは加齢によって男性ホルモンと女性ホルモンのバランスがくずれるために前立腺が肥大するといわれている。前立腺が肥大すると「5α-リダクターゼ」とい…
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ノニは南太平洋諸島からインド、沖縄など熱帯から亜熱帯の広い地域に分布する常緑の潅木。沖縄では「ヤエヤマアオキ」として知られている。ノニの木は成長がとても早く、種を植えてから約8カ月で実を付ける。果実は、熟すと黄色になりチーズのような発酵臭を出すため、オーストラリアではチーズフルーツと呼ばれている。南太平洋の島では昔から健康飲料として利用されてきたが、近年になってその有効成分…
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芳ばしい香りで親しまれているハトムギ茶の原料であるハトムギは、中国南部や東南アジアを原産地とするイネ科の植物だ。
漢方薬に用いられるヨクイニンは、ハトムギの種の殻を除いて乾燥したもので、消炎鎮痛剤として効果があることが古くから知られている。また、栄養価も高く、現在でも健康茶、水あめ、濃縮エキスなどに広く利用されている。
ハトムギはタンパク質、カルシウム、鉄、カリウム、ビ…
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バナバは、フィリピン、インドネシア、タイ、インドなど熱帯、亜熱帯に自生する植物だ。特にフィリピンでは薬用植物として認定されており、その効力はいろいろな研究機関で実証されている。
特に注目されるのは、バナバの葉に含まれるコロソール酸という成分。これは、乾燥したバナバ葉1kg中に約1g含まれる活性成分だが、インスリンと同じような作用をもっていることがわかっている。私たちの身体…
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バレリアンはオミナエシ科のハーブ。ヨーロッパ原産で、古代ギリシャ時代から神経のたかぶりを抑え、深い眠りに導く植物として利用されてきた。日本には江戸時代に蘭方薬として入ってきた。「かのこ草」とも呼ばれている。
薬用として使われるのはバレリアンの根だが、乾燥させると強烈な臭いを発する。この臭いのもとが吉草酸で、有効成分とされているものだ。
脳内にはガンマ・アミノ酪酸(GAB…
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パパイヤは中南米などの熱帯アメリカ原産の植物。最近では沖縄でも栽培されており、果実はビタミンCの含有量が多く、また疲労回復に効果があるクエン酸やリンゴ酸も含んでいる。またキモパパイン、プルテアーゼ、パパインなどの消化酵素を含むことでも知られており、その代表的なものがタンパク質分解酵素、パパインだ。パパインは、青い果実を傷つけたときに出る乳液状の果汁の中に多く含まれている。
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パントテン酸は、脂肪酸や糖がエネルギーになるときに必要になる成分。栄養素の働きを助ける重要な補酵素だ。またパントテン酸には、化学化合物を解毒する働きがある。例えば、パントテン酸を含む物質であるコエンザイムAには、除草剤や殺虫剤、薬剤に配合される有害な化学化合物の多くに対する解毒作用があるとされている。コエンザイムAは脂肪酸と結合してアセチルCoAとなり、TCA回路でエネルギ…
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人間の細胞は、細胞と細胞の間を埋めているムコ多糖と呼ばれる物質によって守られている。ヒアルロン酸はムコ多糖の一種で、粘り気があり、保水量はヒアルロン酸自身の重量の約6000倍(1gで6r)もある。コンドロイチンと同じ働きをもち、極めて親密な相互関係をもつ。動物性食品に豊富に含まれるが、肉ではなく皮や骨、関節といった部分に多く含まれる。ヒアルロン酸の保有量は、胎児のときが最も…
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ビールは、麦芽を煮て作った麦汁を発酵させて作られるが、その発酵のために使われるのがビール酵母。発酵が終わった直後には、ビール酵母は麦汁の栄養をたっぷりと含んだ状態になっている。
ビール酵母には、タンパク質、食物繊維、ビタミンB群、ミネラル、核酸などたくさんの栄養素が含まれている。なかでも栄養素の50%を占めるタンパク質は、人体に必要な必須アミノ酸をすべて含んでいる。戦前か…
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ビオチンは皮膚炎を治す実験から発見されたビタミン。ビタミンHとも呼ばれ、これはドイツ語で皮膚をあらわす「Haut」の頭文字をとって付けられた。食べ物に含まれるビオチンはタンパク質と結合しているためそのままでは吸収されないが、酵素によってタンパク質から分離されると吸収される。また、腸内細菌によって合成、吸収されているビタミンでもある。
体内では、ブドウ糖がエネルギーに変わる…
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ビタミンAは動物性食品にはレチノール、植物性食品にはカロテンという形で含まれている物質である。カロテンは野菜や果物に含まれる、黄色やオレンジ色の色素。野菜や果物に含まれるβ-カロテンがその代表だ。体内に入ると腸で吸収され、ビタミンAに変わることから、ビタミンAになる前の物質=プロビタミンAとも呼ばれている。
ビタミンAは粘膜を丈夫にし、皮膚や髪、歯茎の健康を保ち、視力を正…
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ビタミンB1は疲労回復のビタミンと呼ばれ、炭水化物(糖質)をエネルギーに変換するのに不可欠な存在。脳の原動力であるブドウ糖なども、エネルギーに変えてくれる。またエネルギーを作り出す過程でできた乳酸は、肝臓や腎臓に運ばれてブドウ糖に転換され、エネルギーとして使われるのだが、乳酸のエネルギー転換に必要になってくるのがビタミンB1。ビタミンB1が不足すると乳酸が蓄積されたままなの…
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ビタミンB群本来の大きな特徴ともいえる、補酵素としての働きが特に明確なのが、ビタミンB2。成長に欠かせないエネルギーの代謝や、多くの栄養素の代謝に関係しているフラビン酵素の補酵素として、重要な働きをしてくれる。
糖質やタンパク質の代謝と脂肪の分解・合成にも関わるので、脂肪の摂取量に比例してビタミンB2の必要量も増えてくる。
また美容のビタミンとも呼ばれ、皮膚や粘膜を保護…
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ビタミンB6は、体を作る基本物質であるタンパク質の代謝に不可欠な存在だ。そのほかに、大脳の刺激伝達物質の生成、神経の刺激伝達のアミノ酸の生成のためにも必要とされる。ビタミンB群全般にいえることだが、それ自体には栄養もなければカロリーもない。つまりビタミンB6は、エネルギーを効率よく生み出すためになくてはならない物質なのである。
免疫力をアップさせる働きもあるためアレルギー…
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ビタミンB12は真中にコバルトが入っている大きな分子。結晶が赤いことから「赤いビタミン」とも呼ばれている。主な働きは赤血球の生成を助け、貧血を予防すること。女性に多い貧血の原因は、鉄分の不足が挙げられる。しかし貧血にはもうひとつ原因があるのだ。それがビタミンB12の不足。ビタミンB12は赤血球を形成、再生し、血液を作ることで、貧血を防いでくれるのだ。
そのほかの働きとして…
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