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  • ARA(アラキドン酸)

    ARAは、細胞膜を作っているリン脂質を構成する脂肪酸の一種。DHA(ドコサヘキサエン酸)と同様に、脳、皮膚、血液など人の体内に存在する。特に脳に関係し、脳細胞を作ることはもちろん、学習・記憶能力、認知応答力を高める役割を果たす。人の母乳にも含まれ、乳児の発育に欠かせない。また、身近なところでは、鶏卵や肉(レバー)、魚にも含まれている。 人が視覚、聴覚、触覚などでとらえた情…

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  • EPA・DHA

    EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)はn-3系の多価不飽和脂肪酸で、イワシ、サンマ、マグロ、カツオなど日本人にはお馴染みの魚に多く含まれている。 これらの魚は低温の水中に生息するため、脂肪が-45℃になるまで固まらずに液体を保っているのが特徴である。これらの魚に多く含まれる不飽和脂肪酸が液体を保つ性質があるからである。動物性の脂肪に多く含まれる飽和…

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  • アガリクス

    アガリクスは、学名を「アガリクス・ブラゼイ」といい、ヒメマツタケ、カワリハラタケとも呼ばれるキノコである。原産地はブラジルのピエダーテ山脈地方だが、現在では日本国内、中国でも栽培されるようになった。 アガリクスには免疫力を高めるのに有用な成分がたくさん含まれており、これまでにも盛んに研究が行われている。なかでも注目されるのがガンに対する効果で、ガン細胞の縮小や消失などの研…

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  • アスタキサンチン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン

    アスタキサンチン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチンは、動植物の赤、黄色などの色素成分であるカロテノイド。カロテノイドにはすぐれた抗酸化作用があるといわれており、この3つも例外ではない。 アスタキサンチンは、サケやイクラ、鯛、エビ、カニなどに見られる赤色色素のことで、抗酸化力はビタミンEの数百倍、β-カロテンの数十倍あるという研究報告もある。脂肪に溶ける性質をもつため、特…

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  • アセロラ

    アセロラ(別名:バルバドスチェリー、西インドチェリー)はカリブ諸島に群生する植物で、直径2~3cmの赤い果実がなり、熟した果実には果汁が多く、産地では生食もされている。しかし、皮が薄く柔らかいためにすぐ傷むため、一般には摘果後直ちにジュースに加工される。産地でなければなかなか生果を見ることができない。 1940年代、プエルトリコの科学者が果実にアスコルビン酸(ビタミンC)…

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  • アミノ酸(VAAM、BCAA、燃焼系)

    アミノ酸は、タンパク質を構成する物質。私たちの身体を構成する成分のうち、水分の次に多いのがタンパク質だ。タンパク質は約20種類のアミノ酸で作られており、筋肉や臓器の構成成分となる。また、身体をつくるだけでなく、酵素やホルモン、血液成分などの原料にもなる。20種類のアミノ酸のうち、ロイシン、イソロイシン、リジン、フェニルアラニン、メチオニン、スレオニン、バリン、ヒスチジン、ト…

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  • アロエ

    アロエはアフリカ原産のユリ科の多年草で、古くから利用されてきた薬用植物である。古代エジプトや古代ローマ帝国でも使用されたという記録があり、中国では「蘆薈」と呼ばれ、胃を丈夫にする、便通をよくする生薬として使われてきた。日本でも生のアロエの汁は、ケガや火傷、虫さされ、ひび、あかぎれ、水虫に効く民間薬として利用されてきた。 アロエは観葉植物として多くの種類が輸入されているが、…

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  • イソフラボン

    イソフラボンとは、大豆が発芽する部分「胚芽」に含まれる植物性ポリフェノールの一つである。化学構造が女性ホルモンのエストロゲンとよく似ているため、「フィトエストロゲン(植物エストロゲン)」と呼ばれている。 これは体内でエストロゲンと同じような働きをし、同じような効果があると考えられているが、作用は穏やかで、その効き目はエストロゲンの1000分の1~1万分の1といわれている。…

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  • イチョウ葉

    イチョウは生命力が強く、2億年も前から存在するといわれている。そのイチョウの葉を乾燥させてアルコールで成分を抽出したものがイチョウ葉エキス。血行促進や痴呆の予防改善効果がある成分として知られている。ドイツやフランスなどでは血流改善薬として認められており、脳梗塞などの脳血管障害、アルツハイマー病や脳血管性痴呆などの治療に利用されている。 イチョウ葉エキスの主成分はフラボノイ…

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  • ウコン

    ウコンはアジア原産のショウガ科の多年草である。一般的には、カレーに使われるターメリックといえばわかりやすいだろう。胃を丈夫にする生薬として古くから愛用されてきた。 根茎の部分を煎じて飲用するが、布を黄色く染める染料としても有名である。中国から琉球王朝に伝えられ、現在でも日本では沖縄県が主要産地である。 ウコンは胆汁の分泌を促進したり、解毒作用を発揮することで肝臓の機能を…

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  • エキナセア

    エキナセアは、北アメリカを原産とするキク科の植物。アメリカ先住民の間では、歯や喉の痛み、風邪や伝染病の治療に利用されていた。19世紀末にはヨーロッパにもちこまれて栽培もされるようになり、その後ドイツを中心にエキナセアの効果・効能の研究が続けられ今に至っている。 日本ではまだそれほど知名度は高くないエキナセアだが、ヨーロッパでは風邪の症状を改善する医薬品として普及しており、…

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  • エゾウコギ

    エゾウコギ(蝦夷五加木)は、高麗ニンジンなどと同じウコギ科に属する植物である。シベリア、中国北東部、北朝鮮、北海道東部など、厳寒の地に自生する。エゾウコギはロシア名をエレウテロコック(「命の根」の意)というほどで、ロシアや中国では盛んにその薬効が研究されている。 エゾウコギの主要な成分に、「エレウテロシドA~G」と名づけられた7種類のトリテルペイド配糖体、血中コレステロー…

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  • オリゴ糖

    オリゴ糖のオリゴとは「少ない」という意味で、2個ないし少数の単糖(ブドウ糖や果糖など)が結合したものである。 虫歯にならない甘味料として当初話題になったフラクトオリゴ糖が、その後の研究でビフィズス菌の増殖に役立つことが確認され、腸内細菌叢の改善のための機能性素材として注目されるようになった。また大豆オリゴ糖も乳果オリゴ糖などについても消化されずに大腸まで届き、ビフィズス菌…

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  • カイアポイモ

    カイアポイモは、南米ブラジルのカイアポ山地に自生する白甘藷の一種で「南米の白イモ」とも称される。紀元前2000年頃に栽培がはじまり、インディオの健康を支えてきたといわれている。そのすぐれた力は、南米に一大帝国を築いたインカ文明発展の原動力となっているとも伝えられるほどで、栄養価にすぐれ、滋養強壮のほか、傷の治療や止血、血をきれいにする作用もある、いわば神秘の植物だ。今では日…

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  • カキ

    カキは、良質のタンパク質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく含んでおり、滋養強壮に効果があることから「海のミルク」と形容されてきた。 カキエキスは、生カキの成分を抽出してこれを濃縮したもので、季節を問わずカキの栄養成分を手軽に摂れる健康食品として人気を集めている。 カキエキスの特徴は、タウリン、グリコーゲン、亜鉛の含有量の多さである。カキエキスは、乾燥粉末や錠剤、カプ…

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  • カテキン

    カテキンは紅茶や緑茶の苦味や渋み成分のことで、ポリフェノールの仲間だ。お茶の中でも、緑茶にもっとも多く含まれている。緑茶のカテキンにはエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートの4種類があるが、なかでもエピガロカテキンガレートが最も多く、全体の約半分を占めている。ちなみに緑茶のカテキンは、日照時間が長くなるほど多くなる。玉露が甘いのは茶芽…

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  • カバノアナタケ

    カバノアナタケは、ユーラシア大陸北東部や北海道に分布し、白樺やダケカンバに共生するキノコ。通常のキノコのようにカサになる部分は形成されず、表面は黒色で固くデコボコしている。 カバノアナタケの特徴は、第一にその抗酸化力だ。ガンなどの生活習慣病には活性酸素が関与しているといわれているが、わたしたちの身体の中には、本来SOD(スーパーオキシド・ディスムターゼ)という抗酸化酵素が…

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  • カムカム

    カムカムは、南米ペルー原産のフルーツ。学名は「Myrciariadubia」という。実は赤くて小さく、果肉はピンク色でとても酸っぱい。もともとアマゾン流域で自生していた植物で、流域の村では昔から食べられていた。 カムカムはカルシウム、リン、鉄分といったミネラルや、特にビタミンCを多く含み、アセロラの約2倍、オレンジの約30倍という含有率だ。ビタミンCは美肌のためには欠かせ…

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  • カルシウム

    カルシウムは、体重の約2%を占めるミネラル。そのうち99%が骨や歯に使われ、ここは貯蔵庫にもなっている。残りの1%が血液や筋肉などに存在し、血液にそのうちの1万分の1、細胞にはその1万分の1のさらに1万分の1が配分されている。極めて微量であるが、一定量ないと体の機能が崩れる重要な成分だ。 カルシウムが不足すると骨密度も低下する。そのメカニズムはこうだ。 生理機能に役立っ…

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  • カルニチン

    カルニチンは、普段私たちが食べている食物の中に含まれているが、リジンとメチオニンというアミノ酸をもとに肝臓や腎臓でも合成される。脂質のエネルギー代謝に不可欠の物質で、その最大の働きは、肩甲骨や首、脇の下などにある褐色脂肪細胞を活性化して、リパーゼという酵素を作ること。リパーゼは脂肪を分解し、エネルギーになりやすい遊離脂肪酸を作る働きをもっている。 脂肪には、蓄積される白色…

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