カテゴリー:コラム

医師や専門家による鋭い視点で捉えた、健康と食に関する様々なコラムを掲載していきます。

  • 山野善正氏『匂いよもやま話』

    山野善正氏『匂いよもやま話』

    初めてヨーロッパを訪れた時に、なんとなく日本では感じたことのない匂いを感じたことは読者も経験されていることと思う。同様に、初めて日本を訪れた欧米人は、いつもと違う匂い …
  • 山野善正氏『味であって味でない“辛味”‐トウガラシの実態‐』

    「山椒は小粒でもぴりりと辛い」「辛い評価」など辛さを豊かな表現に用いることも多い。そして、辛みのあるサンショウやトウガラシは世界中の料理に用いられている。かつて、遊牧民を中心に肉の保存性維持も兼ねて珍重されたコショウの原産地はインドとされるが …
  • 山野善正氏『ズッキーニとチコリ』

    1970年代に、渡米しミズーリ大学で研究していた頃の話である。ある日、スーパーマーケットで変わったキュウリを見つけた。また、別の日には白菜の芯のようなものを発見した。実は前者はズッキーニであり、後者はチコリだった。当時、日本ではこの2つの野菜はまだ販売されていなかった。その後帰国して、いつの間にか日本のスーパーマーケットで …
  • 山野善正氏『和食とは何ぞや―その考え方―』

    和食の2つの考え方を紹介する。和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは周知であるが、果してその中身は何なのだろうか。農林水産省が和食の特徴を整理しているので以下に紹介する。1. 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重。2. 健康的な食生活を支える栄養バランス。3. 自然の美しさや季節の移ろい …
  • 山野善正氏『和歌に見る日本人の食事』

    日本の場合、おおざっぱに縄文期は狩猟・採集、弥生期は栽培により食材を確保したとされるが、現在列島に存在する食用植物ほとんどすべてが外国から伝来したものであり、固有種は非常に少ない。三内丸山遺跡のごみ捨て場で発見されたクリの残骸のDNA分析の結果、ほとんど同種であったことから …
  • 山野善正氏『私の考える食育』

    食育推進が叫ばれ、食育基本法が制定(平成17年6月)されて久しい。その位置づけは、①生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの、②さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること …

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